奔放なひと
夫婦の徒然を書こうと始めたブログ。
ニャン丸が書く番を、いつかいつかと待っていたら、自分もすっかり忘れていました。
ふと、今朝の出来事をきっかけにブログを思い出したので、せっかくだからシタタメておこうと思います。
ニャン丸さんは、こういうとものすごく嫌がるけど、いわゆる「テンネン」なひと。
あまり他人に知られないよう、普段は気を張っているようなのですが、
気を抜くと、お脳が思いついたままのことが、心遣いというフィルターを通さずにお口から飛び出すことがある。
昨夜、アチコチ凝りすぎて湿布を貼って寝た我々。
たまたま、かっぱが匂いの強めな湿布を肩まわりに貼っつけていたせいか、
ふと近づいてきて「クサッ!」とキツめの口調で宣われました。
かっぱは、寝起きということもあり自らのカレイなる臭いかとショックを受けたところ、
「かっぱが臭かったことなど、一度もない」と申し訳なさそうに社交辞令100%のフォローを入れたのも束の間、
「ああ、オナラはめっちゃくちゃクサイけどね」と、先の世辞など木っ端微塵になるほど冷ややかなトーンでバッサリ。
「いや、そりゃ私だって、好きでオナラに臭いをつけてるんじゃないのに……」
悲しみを胸に、なんとか言い訳を申し上げれば、そこに被せんばかりの勢いで、
「一度内科に行ったら良い」と悪気はカケラも無さげにアドバイスを授けてくだすった。
なぜ、平和な朝一番に、
無邪気に近寄ってきて湿布の匂いに驚いた人から、突然の非難を浴びせられなければならないのか。
湿布ならアナタも貼っているじゃない……。
悪気はないとは分かっていても、かっぱの心のお皿は、悲しみの涙が溢れていたのです。
親しき中にも礼儀あり。
こちらの腸内環境に難アリだとしても、もう少し思いやりというか、デリカシーある言動をしてもらいたい、
と思ったところで、
ああ、こっちもTPOをわきまえず、好き勝手放屁していて、屁リカシーがなかったなぁ、とぼんやり思って、
なんだ、自分元気じゃん! とすぐ立ち直ったわけであります。
そんなお互い様のヒトコマ。