kappa_nyan’s blog

2017年9月に結婚した酒好き夫婦の徒然ブログです。よろしくお願いします。

欲望の果て

秋深し 欲も深し のかっぱです。

毎月下旬に訪れる給料日から、わずか2週間ほど。

 

先日は、台風近づくなか、ぱちゃぱちゃと水たまりを踏みつけながら、大きな駅を西へ東へ歩き回って3〜4時間ほど。

ようやく納得のいくマイボトルを手に入れて、ウキウキ浮かれていたものの、実際に使ってみると予想していなかったことに戸惑ったところもありました。

※これは、単にかっぱの想像力が足りていなかっただけのハナシですが。

 

そんな感じで、誰しも100点満点の品物を手に入れるのは、なかなか難しいものだと思います!(人間だもの。みんなそうですね!)

 

かっぱの場合、そうした満点に届かなかった物欲へのフラストレーションは、次に欲しいものへと向かっていくわけなのですが、もとより気が小さい私は、大きな買い物をするには数ヶ月、場合によっては年単位で熟考することがあります。

そういう場合は熟考している間に資金繰りを行うこともできるのですが、我が浅ましい欲望は、即物的な吐け口を求め、マイボトルのようなコマゴマした身の回りのアレコレに姿を変えるわけなのです。

ここでの落とし穴は、かっぱは数字とどうにも相性が悪く、上辺だけの付き合いをしつつも腹のなかでは、小学3年生のころに袂を分かっているのです。

このため、「おこづかいが全部で10として、小さな出費が1だとすると、10回使うとおこづかいはおしまい」という概念は分かっていながら、どこかで計算を間違えます。

「今月は6までで、残り4は取っておかなくちゃね」という月初の計画が、急に立ち行かなくなることがシバシバ。(この場合の4は、言わずもがな支払いが先に待っている必要な出費であります。)

 

こういうことがないように、普段からおこづかい専用に支出をアプリで記録して、残高の「見える化」がなされているはずなのですが、ここにも落とし穴がひとつ。

かっぱは、夜な夜な酒を舐める習性がありますが、お外で舐めたり舐めすぎたりする場合、酒仲間とワリカンしたりレシートが野暮だったりする店などは、ついつい記録を後回しにしてそのまま眠りにつくと、キライな数字関係の記憶は夢の彼方へすっ飛んでいってしまいます。

そして、一度ケチがつくと途中でどうでもよくなる面倒な習性をもつかっぱは、崩れた月の記録に対する情熱が途端に薄れ、記録がなあなあになってしまうのです。

 

いい歳した大人ですから、お金もお酒もきちんとコントロールしなくてはならない、と分かっちゃいるけどテキトーイーカゲンな性分と出来の悪いお脳であるため、なかなか上手く心と体を操縦できない、愚かなかっぱです。

ニャン丸ごめんよ。