kappa_nyan’s blog

2017年9月に結婚した酒好き夫婦の徒然ブログです。よろしくお願いします。

平成 → 令和の釣果

平成の釣り納めは、ニャン丸と共に海の釣りへ。

令和の釣り初めは、小学生からの釣り仲間と野池の釣りへ。

 

どっちも、アタリすら訪れない、からっきしのポンポコピーの丸ボウズでござんした。

どっちも、それなりに気合いを入れて、糸を巻き替えたり色々な釣り情報を調べたり下準備を整えて、普段ニガテな早起きも頑張ったのに、結果はすっからかんのコテンパンの丸ボウズでござんした。

 

いくら、釣りをすること自体が楽しくってもね。

この釣り納めと釣り初めの2釣行は、ばっちり釣り上げてみせる心構えで臨んだ釣りだったのでございますよ。

 

言い訳をすると、

前者は、潮目や干満のタイミングが外れているのは承知の上で、自分のスケジュールを優先させた時間帯だったものの、釣果情報などから多少は魚の引きが楽しめるものと……

 

後者は、当日稀に見る人出のうえ、前日までも混雑が続いたことから、魚のプレッシャーも相当だったらしいものの、半年前にとんでもなく良い釣果を上げたもんで、多少道具も新調したりがっつり下調べしたりと、自分なりに気分を高めていた反動たるや……

 

ああ。

言い訳した分だけ、悲しみがにじみ出て参りました。

 

このフラストレーションは、親戚筋に鏡餅がおるのかと勘繰りたくなるほど、たるんで飛び出た下っ腹に向けて晴らしつつ、心身ともに引き締めて次の釣行に備えたいと思います。

不得意科目:貯金

昔から、数字が苦手なかっぱです。

小学3年ぐらいに習った分数で躓いて以来、算数ともなるべく距離をとって暮らしてきました。

 

今の仕事でも、多少の数字や金額をいじくることがありますが、なかなかどうして数字に馴染めず、なにかと間違えてばかり。

 

そんな訳で、増え難いくせに、減るのはめたんこスピーディーな性質を持つ、お金という存在。

こいつのやりくりがとっても苦手なもので、ニャン丸と分担している家庭の固定支出は、毎回定額のものばかりを担当し、月によって変動するアレコレは、お任せしている体たらく。

苦手なことは大きく迂回して通る習性のあるかっぱは、とりあえず借金さえこさえなきゃ良いだろうとヘラヘラ暮らしておったのです。

ところが、ふと自分の小遣い分を把握するためにつけていた家計簿アプリと、呑みに行った日付とお店を記録していたミニ手帳をぼんやり並べて眺めてみると、なんということでしょう。

 

お金が貯まらないのは、不思議の国の何者かの仕業と疑ってやまなかったのに、

何のことはない、すべて私の腐れた根性が原因だったのです。

これは、ひとりの社会人として、家庭を持つひとりの大人として、壊滅的なレベル。

10連休前の給料日をキッカケに、きちんと節制していこうと誓いました。

 

ちなみに、家計簿アプリには自分で支出の種類やそれぞれの限度額を設定できるのですが、はじめのうちは、と自分を甘やかしてお小遣いの70%を設定していた飲み代を超えなかった月は、1回もありませんでしたとさ、愚かし救いがたし。

 

……本当に、きちんとしていきます。

かっぱのおすすめ漫画

怠けの権化であるかっぱにとって、行動する力を奮い立たせる貴重な趣味のひとつに、読書があります。

といっても、ひと様に誇れるようなインテリジェンスがあるわけでなく、主に文芸書と漫画、あとは図鑑などがほとんど。しかも、ジャンルは自分の好きな物事に偏っているので、決して「読書家」と名乗れるものではありません。

そんな、ちんまい了見の井戸底で、ぺらりぺらりとめくる本ですが、知人友人に勧めると、それなりに好評だったり良い作品であると話に花が咲いたりするので、「読書好き」とは公言できるかもしれません。

ただし、好評を得ているのは書籍自体で、作者ご本人をはじめ、その魅力を創り出しているのは作品づくりに携わった方たちのはずなのに、それをたまたま知ることができただけで、そこに自分の手柄も加わっているかのように錯覚して、密かに愉悦に浸っているトンデモ野郎であります。

 

さて、前置きが長くなりましたが、そんなかっぱが最近とても楽しみにしている漫画作品がありまして、先日最新刊が発売されておりましたので、ここで勝手におすすめさせていただきます。

 

その作品の名は、「妖怪戯画」

https://www.shogakukan.co.jp/books/09127690

 

名前からも妖怪好きが滲み出ているかっぱにとって、

タイトルからして直球ど真ん中な作品(実際、本屋の店頭で一目惚れ)なのですが、中身もすんごく面白い。

未熟な私の語彙力では、作品の素晴らしさを上手に表現できないため、詳しくは語れません。

 

ただ、少しでも魅力が伝わればと思い、やんわりご紹介。

ストーリーは、妖怪と人間との関わりが主になり、笑えるものからゾッとする話、哀しい話や泣ける話まで、とっても盛りだくさん。

また、個人的にすごく好みな画風は、妖怪たちを恐ろしい姿から可愛らしい姿まで、自在に描き分けておられるため、ストーリー性と相まって作品の素晴らしさを何倍にも膨らませているのであります。

現在、第4巻までコミックスが発売されていて、基本的には1話完結で1種の妖怪にまつわる物語で構成されているので、どのコミックスからでも楽しめるのが、連続する物語もあるので、ぜひぜひ第1巻からお読みください。

 

もちろん、ニャン丸にも勧めているのですが、妖怪以上に不可思議なこの生き物は、かっぱがはしゃぐと妙に醒める性分でして、せっかくの素敵な出会いを保留しつづけている、とんだおたんこなす。もったいないお化けに説教されたらいいのに。(作中に出てくるかは、気になる方は作品を楽しみながらお確かめください。)

 

いや、本当にすんごい面白いから!!

ニャン丸の負傷

ニャン丸が、人生初のボルダリングに挑戦しました。

楽しむことが出来たものの、日頃の運動不足から、割としっかりめに捻挫してしまったそうで。

仕事終わりのかっぱと合流した時には、笑顔ながらも少しぴょこぴょこと左足を庇って歩いておりました。

一緒に連れて行ってくれた方たちに応急手当をしっかりしていただいたおかげで、アイシングしながらも予定どおりちょい呑みまでしてきたそうな……。

(おそるべし、我が酒の師……)

 

ところが、夜になって様子を見ていると、アドレナリンの魔法が切れたのか、

はたまた晩酌まで摂取しつづけたアルコールの副作用か、

「痛え、痛えよぅ」と訴えだして、足を動かすことが困難な状態までに。

翌日には、痛みから足首を動かすことができず、右往左往しながらボルダリングの先輩に教えてもらった病院に行くことに。

 

結果、はっきりとした骨折は認められず、もしかしたらヒビくらいは入っているかも知れない、とのことで、湿布とサポーターと痛み止めを処方してもらうことに。

ただし、2週間ほど経っても痛みが引かなければ、やっぱりレントゲンに写らないレベルのヒビがあって、それを治そうとした痕が写ることで判断可能とのこと。

 

病院に行った際には、車椅子を使うほど歩行が困難だったので、先生からは松葉杖の貸出も可能と言われるも、なぜか辞退するニャン丸。

あとで聞くと、松葉杖だと大袈裟すぎるから、職場にも余計な心配が掛かると思ったそうな。

杖なしで歩けそうなら使わなければ良いだけなのに、貸し出されたら使わなければいけないと妙な使命感に駆られていた様子。

結果的には、通院した日の夜には、そこそこ症状も落ち着き、松葉杖は借りなくても大丈夫だったようです。

 

会員登録から約2年半。

それぞれ、通算5〜6回くらいしか通わなかった24時間利用可能なフィットネスジムを退会。

これから先、ますます健康に気を付けて行かなければ、といい教訓になりましたとさ。

まずは、ストレッチでガチガチの身体をほぐして、基礎体力を身につけていきたいと思います。

 

散歩と釣り

天気も良く、小春日和だった先日。

ニャン丸と2人で、家から電車で10分ほどにある、大きな河川敷に行ってまいりました。

日頃の運動不足を少しでも解消しようと、河口まで5kmほどの道のりをテクテクと歩いてみました。

 

舗装されている上にほとんど平坦な道のりだったので、蓄積された贅なる肉がどれほど燃焼したかは分かりませんけれど……。

さらに、のんびり歩きながら途中に寄ったスーパーで、お昼ごはんのお供にビール買っちゃったんですけれど……。

(お日様の下、河川敷の景色を見ながら食べるカレーパンとビール。とても美味しかったなぁ……)

 

ちなみに、スーパーに立ち寄ったのは、我々のご飯だけでなく、タイトルにある釣りのエサを手に入れるためでもあったのです。

今回は、あくまで散歩がメインなので、釣りはカバンにすっぽりしまえるコンパクト竿と、簡単な仕掛けだけ。狙う魚は、ハゼなど浅瀬にいる小さな子たち。

こんな感じで、軽〜〜〜く覗いてみよう釣れたらラッキーな釣りだったので、エサも駄菓子やおつまみから選んでみようと決めていました。

 

そして、以前YouTubeで紹介されていた釣り動画で調べていた、河口近くでポチョリと糸を垂らしてみることに。

結果、お魚は釣れませんでしたが、岩場に群れていたカニくんと遊んでもらいました。

 

f:id:kappa_nyan:20190303215218j:image

 

ちなみに、エサはよっちゃんイカ

釣果は、

かっぱが、チビチビカニ×1 チビカニ×1

ニャン丸は、一番大きなチビカニを掛けるも、ハサミも大きかったためにエサを切り取られて逃してしまいました。(とられたエサに夢中で、その後はまったく相手にしてもらえず)

 

そんな感じで、のんびり楽しい休日を過ごすことができました。

次は、がっつり釣りメインで出掛けたいと思います。

ごはんの味

朝はパン派のかっぱ。それに対し、ごはん派のニャン丸。

 

朝はギリギリまで寝ていたいかっぱは、時に朝食をスキップします。

その無精さに加え、なるべく不要な洗い物を出したくないというケチな性分から、素手でそのままかぶりつけるロールパンなんかを選ぶ習性があるのです。

そんなズボラとは対照的に、パンやスムージー、スープにシリアルなど、健康や美容のことを考えてあれこれ試しつつ、お昼まで腹持ちが良く、色々な副菜と相性の良い白飯を選んだニャン丸。

 

こうして並べると、かっぱの方がポンコツ生態に思われるかも知れません。

しかし、今回わたくしは、我ら夫婦の生態についての話をここに記したいと思うのです。

まず、ニャン丸が朝食における主な副菜……

いや、「副菜」などと洒落た表現はやめて、ここは率直に「何を乗せて飯を食うか」の素材と言いましょう。つまり、平たい言葉で「ごはんの友」

ニャン丸にとって、忙しい朝に栄養バランスのために選ぶ大切な「ごはんの友」……

すみません。

ついつい、飾り立ててしまうのは、やめにします。

とどのつまり!

ニャン丸は、白飯だけでは「ごはんが進まない君」なのです!

 

普段、テレビなどを見ていて凝った料理などを紹介していると、

素材の味がウンヌン、せっかくだからそのまま食べて欲しいカンヌン、などと美食家みたいなことを抜かすわけですが、

白飯だけに関しては、

「ごはんだけじゃ、味がしない……」などとのたまうのであります。

 

???

 

ご、ごごご、ごはんだけじゃ味がしないッ!?

いつも仰っておられる「素材の味」とは!?

せっかくだから、そのまま食べて欲しいのでは!?

おまけに、あーた、米の美味い土地に生まれ、日本酒も大好きなはずでは!?

 

時間がないときや料理の手間が面倒なとき、白いごはんだけ食べているかっぱを奇人扱いするあなたこそ、ナニイッチャッテンノなのですが、なぜかこちらばかり不可解な視線を向けられねばならないのか。

前回の記事で、お互い食べ物の好き嫌いは無いと申しましたが、思いのほか好みはうるさいニャン丸さん。

ヘンなのは、あなたの方ですよーーーーーッ!

ですよォーーーーー

ヨォーーーー

ョォーー

寿司食いてえ

一番好きな寿司ネタは、コウイカ

いや、コウイカに限らず、回転寿司では一通りイカメニューを食べてしまう、かっぱです。

 

食べること、呑むことが好きなかっぱとニャン丸。

好き嫌いもなく、特別舌が肥えてるわけでもないので、何でも良く食べます。

なので、お寿司も予算1万円越えが相場の高級なお店でなくたって(行ったことすらないけど)、スーパーで半額になっているおトク寿司も美味しくいただけます。

 

我々2人の、食に対する考え方はわりと共通していて、

こだわりの素材や製法で作られていて相応のお値打ちのものから、コスパインパクト重視のジャンクなものまで、それぞれを美味しいと感じられて楽しめること。

その時の気分やお財布事情で、美味しいものを選べて楽しめることが幸福のひとつという考え。

さらに、夫婦でその足並みが揃えられることに、とても恵まれていると思うのです。

 

そんな訳で、特別な贅沢をしたい!

というお話ではなく、単純にかっぱは2019年冬。

カウンターの小粋なお店で、ちびりちびり酒を楽しみながら、お寿司を食べたいという気分になっているのであります。

もちろん、テレビや雑誌の特集に多大な影響を受けていること請け合いです。

 

このところ、ニャン丸が仕入れてきたうまいもん系雑誌の寿司特集を、ぱらりぱらりとめくっては、

・寿司屋はやっぱり敷居が高い、

・デモデモ、案外気軽に楽しめる、

・デモデモ、それなりの格式はあるから基本マナーは押さえとこう、

・デモデモソモソモ、庶民の味だし気負わずまずは飛び込もう、

なんて、両極端な記事にまんまと踊らされ、ため息をついてはネットで近場の寿司屋を調べるだけ。

 

とりあえず、美味しい寿司と共にちょっとオトナな気分を味わいたいと淡い期待を秘めて、普通なら勇気を出して踏み込んでみる人間心理にブレーキをかけているのは、他でもない日々の呑み歩きのおかげで穴の空いたお財布事情が、一番の原因なわけで。

 

こぼれ落ちていく晩酌の対価たちを見送っては、給料日になったらちゃんと考えよう、と小粋デビューを夢見つつ、きっと今宵もチンチロリンで値段も量も2倍になったハイボールのジョッキを片手に、ニシシと前歯を覗かせて酔っ払うのです。